酒のトラブルと「酒に酔っ払って何もわからなくなったから」という言い訳

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「酔っていたから仕方ない」

そんな言い訳を鵜呑みに出来る人は本当にいるのだろうか?

酒を飲んで暴れただとか、パワハラしただとか、セクハラされたという話を聞くが、それは「酒に酔っ払って何もわからなくなったから」ではないだろう。

酒を飲んだら何もわからなくなるのか

基本的に、酒を飲んで開放的になるのは、言い訳が出来るからだ。

もちろん、アルコールの作用で理性が弱くなり注意力も散漫になる。だが、それ以上に人を極端な行為に走らせるのは「言い訳」という大義名分が出来るからだと考えられる。

「あのときは酔っていたから仕方ない」と言えば、どんなことをしても、「酔っていたから」と開き直れる。いくらでも無責任な行動をとれる。

もちろん、酔っていたから仕方ないことはない。ダメなものは駄目だ。大人ならそのくらいはわかる。

もし、お酒を飲んで「本当に何にもわからなくなる」のであれば、そんなもの禁止にした方が良い。「理性や記憶すら失う飲み物」なんて、どう考えても危険すぎるだろう。ドラッグなんてものじゃない。

言うまでもなく、そうではないだろう。しっかりと節度を持ってお酒を楽しんでいる人もいるし、楽しい交流が出来ている人もいる。

いきなり「記憶が無くなるほど酔っ払ってしまう」ことはない。

そこまで酔っ払ってしまうのは大抵、酔っ払えば注意力が散漫になることがわかっているにも関わらず。、自分からお酒を何杯も何杯も飲んでいるからだ。

自らの意思で「その状態まで」酔っ払っているのであれば、その人の選択だし、それに責任を取らないのは少しおかしいと思う。

言い訳があると行動しやすくなる

人は後ろ盾を得た途端に豪快になれる。

不倫をした芸能人に対して「あいつが悪いから」と罵詈雑言を浴びせるのも実は同じだ。自分の「醜い言動」を「悪いあの人」のせいにして正当化する。だからこそ異常にも思えるような行いに対して罪悪感を持たずにいられる。

何かのせいにして、自らの異常な行いをも正当化する。その後ろ盾があるから、誰かに迷惑を掛けることも、暴言を吐くことも、セクハラをすることも、気兼ねなく「酔っていたから仕方ない」と行うことが出来る。

人は、言い訳や後ろ盾があると、普段はいけないと言われている行動さえとれるようになってしまうのだ。

実際に、飲み過ぎて注意力が散漫になっている人も「酒を言い訳にしない人」なら、誰かを傷つけるような行動はしない。ちゃんと節度を持ってその場の雰囲気を楽しみ、周りの人も楽しませる人たちはいくらでもいる。

何かあってもせいぜい酔っ払って寝てしまうくらいだろう。他人に危害を加えたりはしない。

酒を飲んでも、悪いことは悪いこと

「酔っ払って」人をひき殺したら殺人だし、「酔っ払って」人を殴ったら暴行だ。

だから「そんなことを考えたら酔っ払えない」と言うのはちょっとおかしい。子供じゃないのだから、そんなことをするくらいなら酔っ払ってはいけないと考えるべきだ。

誰かを傷つけたらいけない。それは酒があろうとなかろうと当たり前のこと。

酒を飲める年齢の「大人」なのだから、それくらいの教養は持っていてほしいと思う。そして、自分だけではなくて他の多くの人も楽しめる場を作ってほしいと思う。

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