私ファーストという働き方

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私ファーストな働き方という言葉がニュースで紹介されていた。どうやら、それが新しい働き方らしい。

しかしこの「私ファースト」が新しい働き方というのは、はっきり言ってよくわからない。なぜなら今を働く人たちの殆どが私ファーストな働き方だからだ。
今の人たちがこれ以上自分のことだけを考えて働くことなんて出来ないだろう。

「人目を気にして」帰れない

そもそも、「人目を気にして帰れない」のは自分のことしか考えていないからだ。それが仕事として正しいかではなく、自分がどう見られるのかを気にして帰れない訳なのだから、自分以外のことは何も考えていない。

共同体全体の利益を考えるなら、自分が先陣を切ってでも早く帰った方がいいだろう。労働基準法という社会のルールを順守するという意味でも無駄に会社に居座るのは正しい行為ではない。

そもそも会社のことを考えるなら、経済制裁である残業代を払わせないために8時間以内に仕事を終わらせた方がいいだろう。残業は、長時間労働により生産性の下がった人に割増のコストを払うという非効率な働かせ方だ。

つまり、世の中の常識的な「周りの目を気にする」という行為は自分の為に他ならず、会社という小さな集団にとってもマイナスでしかないのだ。
だから競争や上下関係の中で自分のことばかりを考えている今の人たちの働き方はこれ以上ないほどに「私ファースト」だと言うことができるだろう。組織としてではなく自己中心的に対人関係や仕事をこなしている状態は決して全体のことを考えているとは言えない。

自分よりもルールよりも大切なドグマ

みんなルールより自分の方が大事だと思っている。ルールを守るよりも「自分が認められるかどうか」「自分が怒られないかどうか」「自分が損をしないかどうか」ばかり考えている。どこまでも自分ファーストなのだ。
本当に全体のことを考えれば、自分がどう見られるかなんてどうでもいいはずだろう。

本当は、自分よりルールの方が大切だし、ルールよりも正しさなどのドグマの方が大切だ。そのルールが人の目的である正しさにそぐわないなら、ルールは変えられるが、自分の為にルールを破るのはおかしい。

それがわからないから、不正や隠蔽などがこの国で相次いでいる。実際、大企業や公務員の不正だけにとどまらず、論文の不正も日本や韓国、中国などは他の国と比べても多いという。
フェアネスを大切にすれば、不正をするメリットなんて何一つない。だが、自分が大事すぎるから、そういったルールを破ってまで認められようとしてしまうのだ。

私たちはもっとルールを守った方がいい。フェアネスや正しさをそれ以上に大切にした方がいい。でなければ、自分さえ良ければいいという競争の中でいつまでも誤った道を進んでしまうだろう。

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