人のアドバイスは話半分に聞いた方がいい

スポンサーリンク

 

「人の話はしっかり聞くべきだ」と多くの人は教えられてきたのではないだろうか。

特に、目上の人(が存在するとは思わないが)に対してはしっかり話を聞けと言われてきただろう。

しかしながら、「しっかり話を聞く」というのと、その話を「無批判に鵜呑みにする」というのは全く違う話だ。

選択の責任を取るのは誰か?

話を聞くことと、何も考えずにただ言われた通りに鵜呑みにすることの間には大きな溝がある。

しっかり話を聞くというのは、相手の言っていることを聞き、そのことを理解しようとすることだ。それは、決して言われた通りに行動をすることではないし、言われた言葉をそのまま受け入れるということではない。

もし、相手が間違っていることを言ったときに、何の考えもなく鵜呑みにしてしまったらどうなってしまうだろうか?その先の選択はどのようになるだろうか?

おそらく、あなたは望まない選択をして、間違った選択をして、最終的に自分でその間違いの責任を取らなければならないだろう。そこで「あなたの言うとおりにしたのに」なんて言っても相手は責任を取らない。

もしアドバイス通りに物事がうまく運べば、「俺のアドバイスがよかったから」と言われ、上手くいかなかったら「お前が悪かったから」と言われるのは想像に難くない。
実際に、今までそう言われてきた人も多いはずだ。「なんて理不尽なんだ」と思うかもしれないし、きっとその感覚は正しいが、自分の発言に責任を持てる人はあまり多くないのだ。

誰の話を聞いてどのような選択をしようと、その責任を取らされるのは他でもないあなた自身だ。自分以外に自分の選択の先を生きる人はいないことを、忘れてはいけない。

100%あなたのためになる完璧なアドバイスは存在しない

そもそも、人の知識や予測は完璧ではない。

もしどこかの誰かが「こうした方があなたのためになる」と、占い師の様な未来予測をしたとして、あなたはそれが「必ず当たる」と思うだろうか?

残念なことに、私にはそうは思えない。何故なら、その人の持つ知識は完璧ではないし、その人の予測能力も信用できないからだ。もし未来がわかるのならば、株や仮装通貨(暗号通貨)に投資して億万長者にでもなればいいのだが、どうしてそうなっていないのだろうか?それ程の予測力があれば簡単だと思うのだが、実際になってないのだからやはり未来なんてわかっていない。

完璧でないのは未来の予測力だけではなく、あなたに対する理解も同じである。そもそも、自分のことを100%理解している人間なんて存在しないだろう。身近に「よき理解者」がいる人もいるかもしれないが、やはりその笑顔の裏で何を考えているのかや、夜中何をしているのかまではわからない。

自分自身や現状に対する理解が完璧でないなら、やはり不完全な情報を元にしたアドバイスも不完全であると考えるのが適切だろう。

人のアドバイスは真面目に聞かない方がいい

人に言われたことをそのまま受け入れることはない。「正解など存在しないからこそ、自分で考えることが大切だ」というのは、きっと言うまでもないだろう。

もちろん、有益な情報があればしっかり吸収することが大切だし、それは本であれ何であれ自分の糧とするのが望ましい。自分の知識だけで十分だというのであれば、それこそ他人を理解しているつもりになっている人と同じような傲慢さを身に付けることになってしまう。

相手に対する尊敬(その人がその人でいることを認める)を忘れずに、真摯に話を聞くことも大切だ。自分だけでは考えつかないようなことを他の人は考えているものだし、何か得るモノがあることもたくさんあるだろう。

だから話を聞きながら、信用できる根拠や論理を受け入れ、実行するかどうかは自分の頭で考えていく。そういった学びのプロセスを大事にしよう。

そのためにも、相手のアドバイスは話半分に、もう半分は自分の論理的な思考を残しておくことが大切だ。

スポンサーリンク