映画館の料金は高いか? 1000円で見放題のNETFLIXと比較して

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映画を観るのは好きだ。

日常を忘れ去り映画の中の物語に集中できる時間はとても素晴らしいと思う。

今映画館で映画を観るのには大人だと1800円かかる。それにジュースやポップコーンをつけると3000円近い出費になるだろう。実質賃金が下がり続けている現状を考えると、これは決して小さくはない額だ。

月額1000円で見放題のNETFLIX

これに対して安価でなお映画が見放題のNETFLIXやHULUなどのサービスが存在する。

映画を一本見る値段以下で10作以上見ることが可能なこれらの新たなサービスが起こした衝撃は測りしれない。

好きな時に好きな場所で好きなだけ映画を観れる。映画過ぎにはたまらないだろう。実際に多くの人がこれらのサービスを利用し始めていて、作品数も年々増え続けている。

媒体もスマートフォンからPS4やXBOXなどのゲーム機、パソコンと何でも見ることが出来るあたり、その自由度は非常に高い。

映画館まで出かけて上映時間まで時間を潰す必要がある従来の映画鑑賞と比べると、そのスタイルは料金以外の面でも全く新しい印象を受ける。

映画館の料金は高いか?

上記したような格安かつ便利なサービスが登場したことによって「映画館の料金は高い」「もっと安くするべきだ」という意見を聞くようになった。

確かに、冒頭で書いたように映画館の料金は高い。しかし、本当に料金を安くしてもいいのだろうか?

私はその意見は少し安易だと考えている。

ネット上のサービスは店舗も持たず現場で雇用されているスタッフも存在しない。だからこそあの低価格で映画を提供できるわけだが、映画館にはそこで働くスタッフが欠かせない。

映画館の料金を下げると言うことは、「彼らの人件費を削る」ということと同義になる。

この「人件費削減」はあらゆるところで行われてきたが、その結果人々の働く環境はどうなっただろうか?

価格競争で得をするのは一部の人間だけで、普通の人たちの生活はどんどん苦しくなっていった。低価格の為に低賃金で働かされる人が増え、よりお金を使うことが出来なくなった。その結果として低価格の物しか売れなくなり、更には賃金や保証を下げると言う悪循環が生まれた。

料金は安易に安くしてはいけないのだ。

「安くしろ」ということは「自分の給料も下げろ」と言っているのと同義であることに気付いていない人は意外と多い。

値下げをしろと言ったら経営者は喜んで値段を下げるだろう。もちろん、あなたたちの給料を下げて。

映画館の料金は高いが下げるべきではない

総じて言えるのは、映画館の料金は確かに高いが、下げるべきではないと言うことだ。

安易なコスト削減は質の低下に直結する。

それでは、せっかく映画館に足を運んで優雅な時間を過ごすはずが、質の悪い環境で映画を観賞することになってしまう。

だったら「ネットでいいや」とより客足が遠のくのは目に見えている。

「ネットと同じような値段で大してメリットや価値も存在しない」のなら、「家でそこそこの環境で見る」のと変わらない。しかし映画館に足を運ばなければいけないという点で「低価格な映画館は定額のネットコンテンツに劣ってしまう」ことになる。

人が働くのであれば、相応のコストがかかるし、相応の値段設定になるのは当然なのだ。そこを無理やり引き下げても破滅へ向かうだけで、あまり利口な方法とは思えない。

むしろ、映画館ならではの映画体験に力を注いでいく方がよっぽど健全だと私は思う。

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