アスリートが考えるダイエットが失敗する原因

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ダイエットのために運動をしようと決意したのは良いものの、続かない。そんな悩みを抱える人は多いのではないだろうか?

世の中にはたくさんのダイエット法がある。炭水化物を抜くだとか、野菜をたくさん食べるとか、バナナを食べるとか、特定の「わかりやすい手法」を勧めている。

ダイエット器具やダイエット食品も山のように売られている。自動で腹筋をしてくれるものや低カロリーな飲み物なども多い。

しかし、私はそれらに対して懐疑的だ。それを「買った」ところで、本当に生活が変わるわけではないからだ。

「格好いい外国人が、綺麗な奥さんと可愛らしい子供を乗せて車に乗る」そんなCMを見て同じ車を買ったところで、お望みの格好いい生活は手に入らない。それと同じ。

商品を買っても広告に載っているマッチョな外国人のようにはなれないし、スレンダーな美女になれるわけもない。

ダイエットと広告と現実と

やる気や購買欲になるようなきっかけは、大抵の場合広告に過ぎない。

「私もああなりたい!」そう思って気分が高揚し、さっそくダイエット器具を購入する。買ったからには実際に使ってみる。「ああ、これで私もダイエットができる」そう思っても、一週間後にはタンスの肥しになっている。

残念なことに、商品には自分の「新しい生活」や「スポーツマンの性格」などは入っていない。

お金では自分の生活習慣は買えない。

だから、ダイエット器具を買ったからといって広告に載っている美男美女のようになれないし、運動を始めるようになるわけでもないのだ。

本当に体重を減らし、健康的な生活を送るために必要なのは、道具ではなく習慣の方だ。

運動する習慣さえあれば、道具の有無に関わらずいくらでも運動が出来るが、習慣がなければ道具があっても何もしない。だから世に溢れる広告と現実の間には大きな溝がある。

確かに広告は、私たちに素晴らしい幻想を見せてくれるが、それだけだ。現実を変化させる程の力は持っていない。

ダイエットと運動

さて、そろそろ本題に入ろう。

ダイエットをするのに運動は欠かすことが出来ない。ただ今まで食べてきた好きなものを我慢するように食生活だけを変えることは極めて困難だ。生活習慣として継続するためにはある程度好きな物を食べる必要があるだろう。

もし、無理に甘いものを遠ざけたりしても、たまたま目に入ったお菓子に目を取られて食べてしまうかもしれない。食事制限的なダイエットではそれだけでアウトだ。さすがに厳しすぎる。

だからこそ運動とダイエットは切り離すことが出来ない。運動することが生活の一部になっていれば普通にお菓子を食べたところで別に太らないからだ。

健康的な体を手に入れ痩せるためにはやはり運動しかない。好きなものを食べながら健康的にいるためには運動以外の方法はないのだ。

しかし、ここでももう一つ大きな問題がある。

ダイエットのために頑張って運動しようとしてもなかなか続かないという問題だ。

何故ダイエットのための運動が続かないのか?

まず前提として「体重を減らすための運動」は退屈である。

体重を減らすためにわざわざ筋トレしたリ、走ったりするのは苦痛でしかない。面倒だし、わざわざトレーニングをしたいと言う人は(特殊な人を除いて)あまりいないだろう。

では、普段から運動をしている人たちとはどのような人達なのだろうか?

どれだけ苦痛でも努力できる精神力の強い人たちだろうか?それは少し違う。人の精神力なんて「どんぐりの背比べ」で大して変わらない。

彼らは、運動を「楽しい」と思っている人たちだ。

人がスポーツや運動をするのは「楽しいから」で、それ以上の理由はない。

みんな楽しいからテニスをするし、楽しいからランニングをする。楽しいからサーフィンをするし、楽しいからボルダリングをする。

彼らが健康的なのは、運動する過程で体が鍛えられたり、パフォーマンスを発揮するために体を鍛えたりしているからであって、「健康やダイエット」は副次的な効果に過ぎない。

楽しんでいるから、彼らは誰にも強制されずにいつまでも運動を続けていられる。

そう、「ダイエットのための運動」が失敗する最大の原因は、「つまらない運動を頑張ってやろう」としてしまうところにある。

努力という間違い

人はやりたくないことは出来ない。

だから、運動したくない人は運動しない。そんな当たり前のことに、意外と気づいていない人が多い。

強制しようとすればするほど「やらなくてはいけない」と思えば思うほど、ダラダラとした生活にハマっていくだろう。そういった制限的なモチベーションは役に立たない。

確かに、一瞬は効果あるかもしれない。だが、あくまでも一瞬だ。少なくとも長期的に考えればマイナスである可能性の方が高い。

私はダイエットをするのに努力は勧めない。もちろん、「商品を購入すれば大丈夫」といった幻想も勧めない。

ダイエットを成功させる2つの方法

基本的にダイエットや健康維持を成功させるためには2つの方法がある。

1つは、ダイエットした自分をリアリティを感じられるほど強くイメージして、目標にひたすら向かうこと。

ボクサーが短期間で7キロでも8キロでも痩せることが出来るのは減量のテクニックではなく、試合という目標に向かうための純粋な練習によるものだ。

もちろん本人たちは努力と思ってやっていない。戦うために必要だからどれだけ辛くてもこなしているだけだ。

2つ目は、好きな運動を見つけて遊ぶことだ。

1つ目の方法はアスリートの様な気概が必要かもしれない。相当強い「痩せた自分」のイメージを持っていない限りは難しいだろう。

それに対してこちらの方法は「やりたい」と思えるような運動を見つけさえすればいい。

こちらは痩せるためのノウハウとか、テクニックとか、そんなことは必要ないし関係ない。

努力するか楽しむか

ダイエットを成功させるには「努力」か「楽しむ」かのどちらかの方法がある。どちらでも可能だ。やることは同じ。だが、前述したように努力はやめた方が良い。

努力は基本的に効率が悪いし、面倒だし、パフォーマンスも大して発揮できない。

痩せるために努力するか、スポーツを健康的に楽しむか、私は楽しむ方をお勧めする。

実際に、好きなことを好きなだけやった方が運動量は間違いなく多くなり、大きなストレス発散にもなる。

楽しいからこそ、努力は努力ではなく遊びになる。遊びは面白いし、人間に秘められたパフォーマンスを最大限発揮できる。

もしテニスにハマれば運動の為ではなくテニスをしたいと思って自然と運動するようになるだろう。また「歩いていると気分が良くなる」と思えるならウォーキングが効果を発揮するかもしれない。

走るのがつまらない人にランニングは続かない。走るのが好きな人は趣味としてランニングをしている。仮にきっかけが「健康の為」であっても、走り続けているのは「走っていると気分が良い」ことを知ったからだ。

ただ天気のいい日に歩いてみるだけでも、随分と気分が良くなるものだ。人の疲れは基本的にストレスなどが脳に蓄積したものだと言われているが、その疲れを運動は吹き飛ばしてくれる。

実は、現代社会において、運動した方が人は疲れないのだ。

スポーツやダイエットに対する目線を少しだけ変えてみよう。きっと、楽しいとか、気分が良いと思える運動に出会えるはずだ。そしてその建設的なモチベーションが、あなたの生活を変えるだろう。

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