嘘の教育:嘘をつくことのメリットとデメリット

スポンサーリンク

 

嘘をつくことをあなたはどう思うだろうか?結論を言うと、私は嘘をつくことは勧めない。

嘘は短期的な利益を生む代わりに長期的な利益を失ってしまうからだ。

ここでは善悪以前に、嘘をつくとはそもそもどういうことかについて考えていきたいと思う。

嘘のメリット

まずはウソをつくことの利点について。

嘘をつくことによって、一時的に利益を得ることが出来る。偽った情報を語ることによって、自分が有利な状況になるように場をコントロールしたり、誰かを欺くことにより何らかの利益を得ることが出来るだろう。人を騙して自分が優位に立つのだ。

自分が何かを手に入れるために、よく思われるために良いことばかりを言えば、それなりの効果があるかもしれない。運良く信じてもらえれば「ああ、この人はそんなに凄い人なんだ」と思ってくれるだろう。嘘をつけば自分やその物の価値を錯覚させることが出来る。

また嘘をつくことで面倒ごとを避けることも出来る。面倒な相手と付き合いたくない場合に、相手と距離を空けるためには特に有効だろう。世の中には必ずしも好意的な人ばかりではないし、何らかの企みがあってあなたに近づいてくるような人もいる。あなたの情報を知ろうとしてくる相手に、すべて正直に教えてあげる必要はない。

むしろ何でも本当の情報や本心を口にしてしまったら、それはトラブルの元になるかもしれない。ストーカーに住所を知らせたり、セールスマンに自分の趣味を教えれば、非常に面倒なるだろう。あなたに嫉妬している人に弱みを知られれば、失脚させようと裏で触れ回れるかもしれない。そういった面倒事を避けるためにも使うことが出来る。

面倒事を避けることに関しては、わざわざ偽らなくても可能なため必ずしも嘘のメリットではないかもしれないが。

嘘のデメリット

反して嘘をつくことのデメリットとは、信頼を失うことだ。

信頼を失うということは、信頼されていれば得られるはずの多くの利益を得られないことである。もう少しわかりやすく説明しよう。

もし信頼があれば、優しくしてもらえたかもしれない。困ったときに助けられたかもしれない。話し相手になってもらったり、何かをごちそうしてくれたかもしれない。信頼があればあなたのために努力してくれる人がいたかもしれない。嘘を重ねることはこれらを失うことでもあるのだ。相手を欺いてその人からの信頼を失えば、その後無償で得られたハズのものを得ることが出来なくなってしまう。

短期的な保身や利益のために、信頼により得られるはずの数々の利益を失うと考えれば、これほどのデメリットはない。

嘘をつき続けてしまった人は、長期的な人間関係を築くことが困難になり、いつまでも偽って一時的な人間関係を必死で作ろうとしていることがある。そうしなければ繋がりを作ることが出来なくなってしまうから。一見何か得をしているように見えながらも、その実は新しい嘘を重ねなければ普通の友人関係すら保てなくなってしまうような、少し哀れですらある状況にいる。そういう人間はいつの間にか交友関係から排除されていることも珍しくない。

嘘をつくということ

目先の自分の利益だけを考えた嘘は自分の立場を危うくするだけだ。

「嘘をつくことは、一時的に何かを得る代わりに長期的な報酬を失うことである」

嘘をつくことが悪いことだと大人はこどもに教える。だがなぜ悪いかを教えることはなかなか出来ない。正直言って私は聞いたことがないし、その教育を受けたという話も聞いたことがない。

ただ自分が嘘をつかれたくない(そうは言わないが)とか根拠もなく悪いからだとしか説明出来ないのが一般的だ。しかしそれでは誰も納得しないし、論理的な説明にもならない。本当は、嘘をつくことによって自分が生きづらくなることを知る必要があるし、教える必要がある。

基本的に嘘をつくことは割に合わない。今1を得ることよりも総合的に10を得られた方がずっと得だろう。それは見えずらいものかもしれないが、信頼というものは失ったときに大きな生きづらさをもたらす。

嘘をつかないのは結局、今後の自分の為でもある。

スポンサーリンク