誰も知らない運動の本当のメリット

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運動のメリットと聞いて、最初に何を思い浮かべるだろうか?

健康のために運動をする。ダイエットするためにランニングをする。
痩せたい、カッコいい体になりたいからジムに行く。
ストレス発散するためにスポーツをする。
これらは間違いではない。だが運動による最も大きなメリットを把握していないのも事実だ。

運動することによる最大の効果とは、脳が万全の状態になることにある。これはドーパミンの話ではなくもっと単純なことだ。

有酸素運動により心拍数が上昇すると心臓から脳へと大量の血液が送られる。脳に十分な血液が送られることによって気分がよくなるのだ。その過程で新たな神経細胞も生み出し、自己のコントロール能力も高まる。

記憶力を上げる有酸素運動

シカゴにあるセントラル高校では、体育の授業によって全校生徒の成績を上げたという実績がある。

ちなみに数学や社会の先生ではない。学生たちの学力を上げたのは体育の先生だ。「0時限体育」という、全授業の前に体育を入れる新しい取り組みによって、その後の勉強の集中力や定着率を向上させた。

人はストレスを受けると脳が委縮していくという話は有名だ。過度なストレスは神経細胞である何十億ものニューロンの繫がりを蝕み、やがては脳を委縮させていく。ストレスにより記憶が「物理的」に出来なくなり、同じ思考を永遠と繰り返すことになる。

運動にはこれと真逆の効果がある。有酸素運動をすることによって新たな神経細胞が生まれ、記憶をするための因子、また脳内栄養素をも生み出すのだ。この事実はいくつもの実験によって証明されている。これは生粋のスポーツマンや、勉強ばかりで運動しない人というステレオタイプであった常識を覆す研究でもある。

この0時限体育は従来通りの体育の授業をただ一日の始まりに持ってきただけではない。あくまで生徒一人一人の心拍数を図ってそれに基づいて授業を行った。

この先生は、いつもなら走るのが遅い生徒に対して「こんなに遅いんだ」と叱ってしまっていた。ところが、心拍数を計ることによってその足の遅い生徒が高い心拍数を記録していることがわかった。

その数字はアスリートでも苦しくなるような記録を出しており、心拍数によって「いつもなら叱っていた生徒が誰よりも頑張っている」ことを知ることができた。今までの評価体制ではどうしても体育を嫌いにならざるを得なかった生徒たちも運動することを好きになった。彼らは運動が元から嫌いなのではなく評価されることによって運動が嫌いになるだけなのだ。

この0時限体育は科学だ。生徒の足の速さに順位をつけることが目的ではない。有酸素運動を行い心拍数を上げることが授業の狙いだ。最初に記したように、有酸素運動には脳の神経細胞を増やす効果がある。

そうして新しく増えた神経細胞に新たな知識を結び付けていくことが可能になる。体育によって記憶をする準備をして、その後の授業で知識を繋げていくというプロセスが彼らの学力を向上させたのだ。

ストレスに抵抗力をつける運動

運動によるメリットは記憶力の向上だけではない。

運動はうつに逆行する効果をも持つ。運動には抗うつ剤と同じ効果を持つのだ。ゾロフトやプロザックと同じ効果を副作用なしで得られる。実際にハーバードの医学博士であるジョン・J・レイテイは運動によって何人もの患者を救ってきた。この研究結果により、精神疾患を抱える患者に対して運動療法が用いられることも増えてきたのは喜ばしいことだ。

この話はうつや不安障害、注意欠陥障害のような精神疾患を抱える人だけのメリットではない。

普通の人たちにとっても大きな恩恵をもたらす。精神を安定させストレスを軽減させる効果は、普段の生活でストレスにさらされる普通の人たちにとって有益なのは言うまでもない。

大変な時ほど運動をすることによって得られる自己コントロール力は、一度味わえば驚くことだろう。(勿論過大なストレスを受けることは望ましくないが)

健康の為に留まらず人生のために

記憶力向上 ストレス耐性 自己コントロール力
運動をすることによって得られるメリットは素晴らしいものばかりだ。
これらの効果は自分の人生を生きやすくするために強力な武器となる。

もちろん健康にもなるし、運動を続けることで引き締まった体を手に入れることも出来るだろう。だがそれだけに留まらないことをあなたはもう知っているはずだ。

1日の中のたった数十分を運動に充て自分に投資することで、よりよい1日を過ごせる。その積み重ねが人生を歩んでいく手助けになるだろう。

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