誰も語らない読書の本当のメリット

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世の中には「こうしていれば幸せだ」と言われるものが多く存在する。
正解や常識も一方的に決められていることも多い。

しかしそれが「あなた」にとって幸せなのか、
あるいは正解かといえば、必ずしもそうではない。

誰かにとって楽しいことでも、それがあなたにとって楽しいかなんてわからない。
外で活発にスポーツするのが楽しい人も、家でゆっくり映画を見るのが楽しい人もいる。
それより映画館で見るのがいいとか、小説を読む方が好きだという人もいるだろう。
「常識」という言葉にはそんな当たり前の違いが見落とされている。

常識というズレ

「社会的には(周りの人には)褒められる職に就いたけど、だからって充実感が得られた気がしない」
「社会的にみたらお金とか少なかったりするのかもしれないけど、楽しく生きている」
そんな「こうあったら幸せだ」というものにズレを感じている人も少なからずいるのではないだろうか。

ときに社会は「こうあるべきだ」というものを押し付けてくる。それはメディアによってかもしれないし、それに影響を受けた身近な人たちからの善意のアドバイスかもしれない。だがそれは想像力を欠いた信憑性の低い押しつけだ。

だからこそ、ただ流れてくる情報を見せられているだけでなく、今WEBで何かを検索してこのページを見ているように自ら何かを調べて、何かを知って、それを自分で考える必要がある。

もし自分の人生をより豊かにしたいのであれば、

自分に当てはまるかもわからない、どこかの誰かの言葉をただ信じるのではなく、

多くの情報を得て、考えて、議論して、「より確からしい」ものを見つけていく。

そういったプロセスが必要になってくる。

何も知らない状態で何かを判断するということは非常に難しい。だからこそ多くの人が「有名だから」「みんな言ってるから」「常識だから」と、一つの情報を精査し考えるというプロセスを無意識に放棄してしまう。

本を読むということ

そこで役に立つのは、知識だ。

知識があれば事実に基づいて何かを考えたり、物事を多角的に見ることができる。ある一方的な見方や方法を提示されても、論理的に考えてそれを受け入れないことや、もっと自分に合った方法を探していくことができる。

知識を得るために有用な方法のひとつが読書である。

本の中に濃縮された知識の一部が、読書をすることによってあなたの知識になる。

本は読んだ方がいい。この言葉は多くの人が聞いたことがあると思う。自分の親や先生に「本を読みなさい」と、友達や同僚に「お前も本は読んだ方がいい」と言われた経験はないだろうか。

しかしそこでどうして本を読んだ方がいいのかと理由を答えられる人は少ない。本を読んだ方が良いとは言っても、本を読むことの意味を問われて答えられる人は残念ながら少ないだろう。

読書をすることのメリットとして、「他人の人生を体験できる」というものが大きい。

もし私が科学者になってトップレベルの研究の域に達するのに果たして何年かかるだろうか?
もし私が企業家になって事業を成功させるのに果たしてどれだけのお金と時間が必要だろうか?

すべてを自分で経験しようとしたら自分の人生があっという間に終わってしまう。

だからこそ、他人の経験や知識を凝縮した本は貴重なのだ。偉人たちの常人からは想像もできない考えや、自分と住む世界の違う人たちにしか経験できないものを読書を通じて体験をすることができる。彼らの経験を知識として吸収することができる。そして異なる考え方を、多くの人の考え方を知ることは自らの考えをも豊かにする。

もちろん読書のメリットについて説明してくれる人が全くいないわけではない。本の中にも本を読むことのメリットを伝えてくれる書籍もいくつもある、例えば脳科学者の茂木健一郎は著作頭は「本の読み方」で磨かれるの中で「学びとは、読むことだ」と明言している。複数のジャンルを読むことで視野が広がり、特定の分野の本を何冊も読むことでより高い視点が得られるなどとても興味深い説明も著書の中でなされている。脳の仕組みを理解する科学者が、脳にとって最高の勉強とは本を読むことだと知っているのだ。

一つ一つ知識を得ていくことによって、言われた言葉や情報に対して「常識だから」という安易な理由ではなく、自分の考えで、
「これは私には合わないな」と判断できたり、「その話の中ではその通りだけど、この場合は…」と多角的に物事を見ることができるようになってくる。

他の考え方があることを知ること、他の方法があることを知ることはあなたの人生に新たな選択肢や自分で考えるゆとりを増やしてくれる。

どんな本を読めばいいのか?

「何か読んだ方が良い本ありますか?」
「お勧めの本はある?」

こういった話をすると、必ずと言っていい程そんな質問を受けるが、実際に特定のジャンルや特定の本を紹介することはあまりない。本の選び方や多読する方法は著作にも書いたが、やはりこれも読書の習慣に関することだ。

私は週に2~3冊の本を読む。何故そんなに読むかと言えば、知識の為もあるが、本を読むのが好きなのだ。自分が知らないことを知るのが面白い。

本数はあまり意識しないが月で言うと10冊前後だろうか。
特別読むのが多いとは思わないが(凄い人は月100冊とか言う)、文科省の調査によると上位3.6%に入るらしい。

文化庁の「国語に関する世論調査」によると、
月に本を1冊も読まないと回答した人が47.5%。
1~2冊が34.5%
3~4冊が10.9%
5~6冊が3.4%
7冊以上が3.6%だった。

驚くことに日本人の約半分が月に1冊も本を読まない。
実は、月に3冊も読めば簡単に上位20%に入ることができる。

どんな本を読んだらいいかという問いに対する1人の本好きとしての答え。それは、好きな本を読んだらいい。

これは本当に言葉通りだ。評判になっている本や私にとって良い本が、あなたにとって良い本だとは限らない。

英語に少し興味があったら、英語や留学に関する本を読んでみるのもいい。
悩みがあったり自分の精神を補強したいと思えば自分に合った自己啓発を探すのもいい。
今社会で話題になっている事柄についての本を読んでもいい。

海外でのテロ事件が気になって中東に関する本を読んでも、今後の私たちの生活に関わるTPPに関する本を読むのも、これから生まれる子供のために育児に関する本を読むのもいい。手始めに本を読むことのメリットを知る本から始めるのもいい。
難しい本とか簡単な本とか気にする必要は全くない。

本当に好きなものを読めばいい。読書が好きな私自身もそうだから。

そうして興味を持った本から少しずつでも知識を吸収していくと、気づけばあなたの中に多くの考え方や物事に対処するための考える力がついてくる。

その考える力によって、今まで流されているだけだったものから解放されて、自分で選択することができるようになってくる。

あなたの人生を豊かにする本に出会えることを願って。


私が読んだ本であれば、以下のような記事もあるので参考にしてみてほしい。
独断で選んだ「自己啓発本」おすすめの3冊
歪んだ常識を疑う「視点を与えてくれる本」

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